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俺

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海外の反応に代表される日本や日本文化に対する外国人の反応、あとは逆パターンで異文化と日本人の出会いなんかを見るのが好きだから、この中国嫁日記はRSSを登録してかかさず見てる。月さんかわいいね。

日本人はサッカーに適したフィジカルを持っている

20161003genki.jpg

久しぶりにサッカーの記事をひとつ。

最近は海外組が怪我やチーム事情で試合に出られない選手が多くて面白くないね。
好調なのは日本選手の中ではフィジカルが強めな大迫と原口くらいかな。

海外組の試合はチェックするようにしてるけど、深夜だったり時間が重なる事も多くて全部は観られない。そんな時は見てて面白い選手の試合を優先する。

原口は海外移籍してからどんどん成長していて、結果が出ていない時でも攻守に一生懸命ハードワークしてチーム内で徐々に存在感を増し、出場機会が増えると共に俺も優先的に観る機会が多くなっていった。ハリルホジッチには気に入られてるのか、代表にも呼ばれる事が多くなり、努力が報われたようで嬉しく思う。

大迫はここ数試合で評価が急上昇してるけど、ちんたら歩いてる場面も多くて走行距離も少ない。チーム内での役割は違うかもしれないけど、前線からハードにプレスできる岡崎や原口に比べたら俺的には見劣りする。でも、それ以上に調子が上がってない選手がたくさんいるから、彼らの代わりに代表に呼ばれる価値はあると思う。

話しは変わって、結構前の記事だけど、日本人選手のフィジカルについて興味深い内容だったので貼っておく。

元フィジカルコーチが語る日本代表。驚いたのは乾、武藤、そしてヤット!?

「日本人はサッカーに適した、アスリート向きの人種です」

 そう断言するスペイン人がいる。

 ハビエル・アギーレが日本代表監督を務めていた頃、フィジカルコーチとして日本代表に帯同したフアン・イリバレンだ。

 2014年夏、日本に渡った彼は選手を近くで見て、触れ、言葉を交わし、あらゆる種類の測定を行った。彼はまず、日本人のフィジカル、その特性を見出そうとした。

遺伝的に突出した爆発的なスピードと持久力。

 そこでイリバレンを驚かせたのは、ふたつの数値だった。

「スピードと持久力です。ヨーロッパ人と比較すると、日本人はこの数値が非常に高かった。爆発的なスピードを持っていながら、同時に持久力もある。どちらかで高い数値を持つ選手は多くいますが、高いレベルでこれを併せ持つ選手は限られます。後半など、疲労時のパフォーマンス発揮も素晴らしかった。

 これらの特性は遺伝的なもので、欧米人にはないものです。分かりやすい例は長友佑都です。スピードも持久力も一級品で、他にもこの資質を持った多くの選手がいました。

 一方で、ドイツ人やイングランド人など、アングロ・サクソン系の人種と比較した場合、筋量や骨格、サイズの面で差があります。私とアギーレはその差を日本人の特性で埋めようとした。スピードやアジリティ、持久力を生かしたサッカーです」

 アギーレはパス意識が強かった日本に、スピードと縦の意識を植え付けようと取り組んだ。イリバレンが見つけた、これらの特性を生かそうとしたのだ。

イリバレンを驚かせた乾貴士と武藤嘉紀。

 彼はフィジカル面で特に驚いた選手としてふたりの名を挙げた。

「乾貴士と武藤嘉紀です。乾はフランクフルトにまで見に行きましたが、あの俊敏性とスピード、ドリブルのキレには驚きました。一瞬の加速で切れ込んでシュートに持っていく、特異な才を持っています。エイバルでの活躍でスペインでの評価も上がっていますし、今後、リーガと日本代表でさらにステップアップできると思っています。

 武藤に関しては、あれ程のフィジカルを持つ選手がJリーグではなく、大学にいたことにも驚かされました。強さもあり、スピードもある。代表にデビューさせることを、アギーレは全く迷いませんでした。初めてプレーを見たとき、アギーレと『これはすぐに欧州で活躍するな』と話したことを思い出します。これからも間違いなく伸びる素材です」

「遠藤とは10年前に知り合いたかった」

 イリバレンと話す中で、意外な名前があがった。

 遠藤保仁。

 フィジカルというテーマにおいて、まず出てきそうにない選手である。

「ヤット・エンドー。彼はすでに34歳になっていました。当時代表に呼んでいた若手たちのようなフィジカルもインテンシティもありません。

 しかし彼は、独特のリズムをもたらすことで、そのマイナスを補っていた。彼がいるかいないかで全てが変わった。走りまわることはありません。けれど彼はその頭脳で走っていたんです。

 彼とは10年前に知り合いたかったですね、本当に。欧州で素晴らしいキャリアを歩めたと思います。『なぜ欧州にいかなかったのか』と、実際に彼に聞いたものです」

 遠藤のようなベテランが高いレベルで長くプレーできる秘訣は、日本人のフィジカル面のケアにもあると彼はいう。日本代表合宿中、彼が目をつけたのは、選手のフィジカルと向き合う姿勢だった。

 欧州では、練習後や試合後にストレッチや交代浴をしてケアをする選手は少ない。イリバレンの目に、日本人の肉体に対する高い意識は新鮮だった。

素材も、施設も問題ない。足りないものは?

「日本の教育、そして生真面目さが出ていると感じました。これほどフィジカルについて考える選手は、欧州にはあまり多くありません。

 そして日本にはトップレベルの設備もあります。我々もお世話になったJISS(国立スポーツ科学センター)は設備、人材の両面で、世界でもトップレベルです。欧州や米国の施設も見てきましたが、フィジカルをサポートする点でも最先端と言えます」

 フィジカル向上の重要性については、霜田正浩技術委員長や長友が、日本サッカーが強くなるための鍵だと指摘している。イリバレンは日本人のフィジカル、その素材に関しては問題はないという。施設もサポートも最先端だ。彼が唯一足りないと感じたのは、Jリーグにおける激しさや厳しさだった。

「世界中に“日本サッカーは急成長している”という、何年も前から言われている共通見解があります。しかし、日本はワールドカップでなかなか先に進めない。これはなぜなのか。少なくともフィジカル面では、日本人はアスリートに向いています。スピードと持久力という明らかな特長があり、日本人特有の真面目さや規律もあります。素材には何も問題はない。これが私の出した結論です。

 世界のトップ10に入るには、さらに多くの選手が欧州でプレーすること。これしかありません。すでに代表の大半は欧州にいますが、もっと出ていくべきです。視察で多くのJリーグの試合を見ましたが、時にショーやお祭りを見るような空気がスタジアムに流れていて、違和感を感じたことがあります。サッカーに対する捉え方の違いですね。よく言えば相手へのリスペクト、悪く言えば甘い。その空気はピッチ上の選手に伝わるんです。欧州や南米には、競争と激しさ、喜びに怒りがあります。死ぬ気で相手がぶつかってくる環境でプレーすること。それは単なるフィジカルの数値を超えたところで、さらなる一歩を加えてくれるはずです」


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角田信朗のボディビルで鍛え上げた筋肉と格闘家時代の比較画像

最近、角田信朗がボディビルの大会で優勝したとか記事をよく目にするけど、正直なところ格闘家時代のほうがかっこよかったと思う。
ハードなトレーニングと厳しい食事制限をしてかっこ悪くなるってどうなんだろう。
まぁ、価値観は人それぞれだから本人がいいならそれでいいのか。


現在:ボディビルダー
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過去:格闘家
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THEME:格闘技 | GENRE:スポーツ | TAGS:

本田圭佑、チーム批判の真意

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本田の発言が波紋を呼んでいる。
中には内容の一部だけ切り取って「もっと金をかけなければ強くなれない」など、的外れな解釈も。

ミラン0-4惨敗後、出番なしの本田が持論を語る
<セリエA:ACミラン0-4ナポリ>◇4日◇ミラノ

 ACミランがホームでナポリに0-4で惨敗した。発熱によってナポリ戦に向けた練習を休み、試合前日にようやく練習復帰した日本代表FW本田圭佑(29)はベンチのまま出番なし。前節ジェノア戦から2試合連続で出場機会なしに終わった。

 試合後、本田はチームの惨状についてコメントした。日本の報道陣とのやりとりは次の通り。

 -今日の試合はだいぶ、相手にやられた

 「個人的には、問題点が分かりやすくなっただけで、その問題点は(これまでと)変わっていないし、問題点が大きくなったとかもない。

 今日の試合でファンや経営陣、選手たちはこういうところで大きく傷付くのだろうから、今日の敗戦を、この大敗をしっかりと受け止めて、この敗戦から何かを学ばないと、いつまでたってもチーム再建というのはほど遠いかなと思う」

 -次に出られるチャンスは巡ってくると思うか

 「というか、なんで出られなくなったか分からないので。あと、(チームが)こういう戦いをしていて出られるチャンスがないほうがおかしいでしょ。

 イタリアのメディアでも大問題になると思うが、誰がいいとか誰が悪いとかという答えをこの試合で話し合う時点で。まずナンセンスだと思います。

 (このままでは)ある程度誰がやっても無理だというのは、もう分かったと思う。この3年くらいを振り返れば。そこを、今日しっかりそこを洗わないと。(マンチェスター)シティやパリサンジェルマンくらい(強化に)お金を使うか、そうでないのであればやはりもう少しストラクチャー(組織)の部分から見直していかないといけない。

 でも、選手らが気付いていてもこのチームは変わらない。やはりトップの人間が、経営陣が気付く、そして監督が気付く。そして選手たちが気付くこと。と同時にファンたちもやはり気付いていかないと。僕はそのファンの拍手のタイミングとかを見ていても、勝つことだけに左右されているファンだなというのはすごい感じるんで。内容など見ないし、勝てば拍手をする」

 -監督は、精神的なものがチームの問題なのではないかと言っている

 「それはどういうことなのかな。選手の責任であるという話をしている時点で、ナンセンスだと思う。3年間いろいろな選手を試してきた。その間に(強化に)100億くらい使って、選手たちを今試しているわけでしょ。

 (世界)トップのプレーヤーではないにしても、少なくとも代表選手が集まっている集団。それでなぜ出てる選手が与えられたポジションで生き生きとプレーできないのか。もう少し構造的なもの、評価基準が重要。評価基準をメディアからファンから監督から経営陣から、全員がもし変えることができれば、大きく再建につながるじゃないかなと思う」

 -本田選手については、もう少し攻撃的にという声も聞こえるが

 「(それについて話すと)長くなるかな。専門的な話になってしまうんで。シンプルに言えばヒントは今日のナポリにあると思う。それで分からないようであれば、再建にはあと5年、10年はかかると思う」

 -今日のナポリはサポートが早かった。ああいう距離感でパス交換ができれば、改善できるのでは

 「(移籍してから)もう2年間ずっと思っている話だけど、逆にイタリア人たちに聞きたい。そこに気づかないのかと。今ユベントスも少し危ないでしょ。そうなったら、本当にイタリアは危ない。だからイタリアのメディアに伝えておいてください。僕の話したことを。またさんざん僕のことたたくでしょうけど」



たぶん真意はこう。

金だけで強くなりたいのであれば、中途半端な金額じゃなくて、もっとお金をかけて個人で試合を決められるような選手をたくさん取ってこいや。
それができないなら、新たな選手を獲得しなくともそれなりに良い選手が揃ってるのだから、今いるメンバーの戦術理解度や連携を深めて長期計画で再構築しようぜ。


本田もデビュー当初は活躍できてた。
でも、チームの内部事情を知り始め、徐々に深い闇にはまってしまった。
ミラン経営陣は選手と監督を代えるしか策がないし、チーム内にはイタリア人派閥と外国人派閥で不和があるらしいし、本田はオランダ出身のデヨングと仲が良さそうだから、いろいろ聞いてるんだと思う。インテルみたいなチームだったら出身国関係なしだろうけど、ミランはそうはいかない。
最近の試合では泥仕事に徹し、目に見えた成果は少ないけど、たぶん彼の性格的に試合以外の部分で自分なりにチームを改善しようと努力してたんじゃないかな。
その結果、試合に使われなくなって、今回は爆発してしまった。

このコメントに対するサポーターの評価は賛否両論だけど、経営陣含めチーム関係者はプライドが傷つけられた。
たぶん罰金等の懲戒処分くらって、干され続けると予想。
1人の力でできる事には限りがあるから、移籍するしかないかな。
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ハリルホジッチジャパン始動

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チュニジアとウズベキスタン戦を見た感想としては、攻守の切り替えが速くなり、縦への意識が高くなったと思う。今までのボールポゼッションを高めて、ちんたら攻めるスタイルに慣れてしまっていただけに新鮮に楽しめた。
ハイプレス&ショートカウンター主体の戦術はドルトムントに通ずるところがある。
ハリルホジッチは、自分のスタイル・信念を貫いてくれそうで、今のところワクワク感しかない。

新しい選手も増えて、監督が掲げる戦術に一生懸命取り組もうとしている姿勢が見えた。
全員ゼロからのスタートとなり、今後は監督のいう事をよく理解して遂行できる選手が重用されると思う。

王様はいない。
全員が監督の駒。


今までは俺も海外で活躍する選手を贔屓目に見てきたけど、中田英寿の時もそうだったように、一個人の力ではチームは変わらない。周りがそれに影響されすぎるのも困る。
やはり監督の考えをベースとして、それに適応できる選手の中で競争力を高めて強い代表を作り上げてほしい。

過去の記事にも書いたけど、ザッケローニは3-4-3を諦めた時点で負けだった。
できない選手、やろうとしない選手は外すくらいの意識が必要だった。
最終的には一部選手のやりたいサッカーに賭け、本番ともいえるワールドカップで良いところなく散ってしまった。

良く言えば調和を重んじ、悪く言えば自分の信念がブレてしまった。
ま、それでうまくいく可能性も否定できなかったし、これは結果論だけどね。
人間性はとてもいい監督だっただけに結果を残して勇退してほしかったな。

あと、この2戦で俺が注目したのは、久しぶりに代表招集された宇佐美貴史。

関連記事:宇佐美貴史が使われない理由

意識改革しているようなインタビュー記事をいくつか見ていたので期待していた。
良いところも悪いところもあったけど、全体的には成長していると思う。
ただし、まだアジアレベルの格下や後半相手が疲れてきてから活躍する雑魚キラーの域を抜け出せていないように思う。現状だと後半のジョーカーに最適かな。

昔は岡崎が格下相手に2点取ったり、3-0で勝ってる時に4点目を決めるような雑魚専のイメージがあったけど、徐々に徐々に成長して今は代表にもクラブチームにも欠かせない選手になった。
宇佐美に対しては、いつも厳しい事ばかり書いてるけど、まだ若いからもっともっと意識を改革して世界で通用する選手になってほしい。
これほどのサッカーセンスとテクニックを持ち合わせた選手は国内では他にいない。
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次の監督に期待する事(サッカー日本代表)

日本代表の試合以外は楽しんで観れるね。

サッカーは日々進化している。
5バックやカウンター主体のチームが健闘してるのを見ると、スペインや日本は時代に取り残されてたのかなと思う。
これはアンチフットボールではなく、むしろトータルフットボールに近い。
コロンビアには是非頑張ってほしい。

見えない「自分たちのサッカー」の輪郭 数字で振り返るザックジャパンの挑戦

 試合を見ているときから気になっていたが、『FIFA.com』に掲載されたスタッツを見て、よりハッキリと分かったことがある。

今回の日本代表の問題点の1つは、「相手のペナルティーエリアに侵入する回数」が、あまりにも少なかったことだ。

 日本が攻撃をサボっていたわけではない。むしろ、3試合で141回を記録した攻撃回数は、グループリーグ終了時点の32カ国の集計において、アルゼンチンの170回、フランスの151回、ガーナの142回に次ぐ、4位の攻撃回数を記録している。決して、日本の手数が足りなかったわけではない。

 問題はその内容だ。全チーム中9位となる日本の46本のシュートのうち、枠内シュートは28本。そのシュートを打った位置を見ると、ペナルティーエリア外が21本、ペナルティーエリア内は7本に留まった。この7本というエリア内の日本のシュート数を下回るチームは、イタリア、ホンジュラス、イラン、韓国など、グループリーグで敗退した国ばかり。逆に決勝ラウンド進出を決めた国のエリア内シュートは、フランスの26回を筆頭に、ブラジルの19回、オランダの19回、そして総シュート数が36回と日本を大きく下回るコロンビアでさえ、エリア内シュートは14回と日本の倍の数を記録している。

 考え直すべきは戦い方だ。豊富なスプリント数と、それなりの走行距離を記録しながらも、ペナルティーエリアへの侵入が少ない日本は、中盤で多くのエネルギーを使ってしまい、ゴール前に来たときにもう一段階ギアを上げる余力が残っていない。

 もしも日本が、オランダやコスタリカのように個の力で攻め切る選手を前線に置くことができたら、彼らのようなカウンタースタイルを実践することも可能になるだろう。逆に、今のメンバーでコンビネーションの方向性を磨くのなら、ドイツやスペインのように、もっとパスを回してボール保持を高め、ここ一番のスプリントでペナルティーエリアを攻略する余力を残す必要がある。

 このように各国のプレーモデルを見ていくと、日本の数値からは「自分たちのサッカー」の輪郭が見えづらい印象を受ける。ポゼッション+コンビネーションのドイツ&スペイン型でもなく、カウンター+個の力のオランダ&コスタリカ型でもなく、ポゼッション+個の力のブラジル&コートジボワール型でもない。そのどれにも日本は属さず、間延びした中盤を何とか維持するために各自がスプリントを増やした結果、ペナルティーエリアへ侵入する強さ、距離感が失われてしまった。

 もっと長く落ち着いてボールを保持するか、あるいは前線に個で勝負できるドリブラーを置いて、もっと縦の速さを追及するか。DFラインから中盤を経由するポゼッションの過程については、もう一度狙いを整理するべきであるように思う。

やはり、データでもペナルティー・エリアへの侵入が少ない。
ちょっと強引でもPAに入れば何かが起きる。



このロッベンのPK獲得シーンは、第一試合の西村審判のPKジャッジと同じパターン。
ファールはファールだけど、大げさに倒れる演技をしている。
左足のつま先を踏まれているが、次の右足で踏ん張れば倒れない程度のコンタクト。
でも、右足で着地せずに、むしろ右足を引っ掛けられたかのように後ろに残し倒れている。

このようなロッベンのしたたかさも前に書いたスアレスの本能的プレイのように勝利への執着心から生まれるものだろう。
ダイブ自体は褒められた行為ではけど、あの深い位置でDFに囲まれながら悪あがきすれば、こういう事が起こると明らかに狙ってチャレンジしている。
このあたりの判断は流石だと言わざるを得ない。

これは宇佐美や原口元気あたりに期待したいプレイ。
今後はいろんな選手やフォーメーションを試してほしい。
メディアやファンも結果が出なかったからといってすぐ叩かない。

そういえば、ピクシーが「なぜギリシャ戦で3-4-3をやらなかったのか」と言っていた。
今思えば、3-4-3が何度試しても機能しなかったのは、選手達が心の中で拒否していた(やる気がなかった)からのような気がする。
3-4-3にしてもパワープレイにしてもドリブラー投入にしても、周りの選手が活用しないのでは成功するはずがない。
ザックは4年間の中で、いろいろな場面を想定して選択肢を増やそうとはしていたが、最終的に心が折れて、選手達のやりたいサッカーにかけたのだろう。
そういう意味ではすごく日本人的な良い監督だが、次はもう少し厳しい監督にしごかれてほしい。
協会も間に入って余計な事してそうだから、ある程度は監督に任せてね。

2014/7/17追記:
【数字で振り返るW杯】中央突破回数トップも決定力29位の日本代表。

全日程が終了したブラジルW杯。FIFAサイトでは多くのデータが掲載されている。
このデータを基に分析すれば、様々な情報を知ることが出来る。
今回は1試合あたりの攻撃の効率性を調べた。

■攻撃回数
1位 ベルギー 53.2回
2位 アルゼンチン 48.7回
3位 ガーナ 47.3回
4位 日本 47回
5位 イングランド 46回
6位 ブラジル 45.6回
7位 ドイツ 44.8回
8位 ロシア 44.7回
9位 フランス 44.6回
10位 コートジボワール 44.3回

■左サイドからの攻撃
1位 ベルギー 20.8回
2位 日本 20.3回
3位 ブラジル 18.3回

■中央からの攻撃
1位 日本 11.3回
2位 韓国、ポルトガル、ボスニア・ヘルツェゴビナ 11回
3位 ベルギー 10回

■右サイドからの攻撃
1位 ガーナ 28.3回
2位 イングランド 24.7回
3位 コートジボワール 23.3回
24位 日本 15.3回

■平均得点
1位 ドイツ 2.6点
2位 コロンビア 2.4点
3位 オランダ 2.1点
4位 フランス 2点
5位 クロアチア 2点
26位 日本 0.6点

■決定力(何回の攻撃で1点取れるか)
1位 コロンビア 13回
2位 ドイツ 17.2回
3位 オランダ 18.3回
4位 アルジェリア 19.6回
5位 クロアチア 20.5回
29位 日本 78.3回

詳細は画像クリック↓
20140717_hyo.jpg

注目すべきはコロンビア。
攻撃回数では31.2回で25位と下位にしずんだものの、平均得点数では2.4点で2位。
およそ13回の攻撃で1点を奪っており、決定力では1位にランクインした。
これこそ“決定力が高いチーム”と言えるだろう。

2位のドイツは17.2回に1点を奪っている。
当然、ブラジル戦の7点が効いているが、攻撃の精度の高さはさすがだ。

一方の日本は、47回の攻撃で0.6点しか奪えておらず、1点を奪うためには78.3回もの攻撃を仕掛けなくてはならない。
ランキングでも32チーム中29位に沈んでおり、これでは『3点取られたら4点取れば良い』など言ってはいられない状況だ。
ブログ村

今後の課題(サッカー日本代表)

20140627kagawa.jpg

悔しくてどうすれば強くなるのかばかり考えている。
今の単調なポゼッションサッカーでは、ガチンコ勝負で勝てないのは間違いない。
対策された時に引き出しが少なすぎて手詰まりになる。
大事な試合では取りこぼしが許されないため、格下の日本相手でも本気で対策してくる。

相手によってはドリブラーを入れたり、守備的な選手を入れたり、ミドルシュートやロングフィードが得意な選手を入れたりして、チームとして対策するのもいいが、一番いいのは各選手それぞれがチャレンジする事なんじゃないか。

精度に差があっても、これらはどの選手にもできる事。
万能になれというわけではない。
それぞれ特徴はあっていい。
選択肢を増やしたい。

例えば、相手選手が目の前にいる場合、今は横パスをする事が多い。
それが「自分達のサッカー」だから。
5回そういう場面があったとして、5回とも同じ判断だと相手は困らない。
もし、5回中2回はドリブルで仕掛けたとしたら、次の場面で相手は判断に迷い行動が一歩遅くなる。

また、前にスペースがある場合、単純にドリブルで詰めるのではなく、たまにはシュートを打つ。
ショートパスばかりではなく、たまにはロングフィードも混ぜる。
このようにバリエーションを増やすと相手は守りにくい。
異なる判断で成功すればするほど、相手は後手後手に回り、結果的に主導権を握れる。

判断に点数を付けると、横パスは無難に60点かも知れない。
ドリブルは成功したら100点、失敗したら0点かも知れない。
ただ、失敗しても味方がカバーしてくれたら0点にはならない。
相手が判断ミスして結果オーライになる可能性もある。

今大会は「自分達のサッカー」に縛られすぎなのと、ワールドカップにかける意気込みが強すぎて固くなっているのもあって、判断が鈍ってた。
前にスペースがあるのにドリブルでもシュートでもなく横パスという0点どころかマイナス点の選択もあった。

無難な60点のプレイを続ければ試合を通して平均60点だが、チャレンジして40点、100点、20点と積み重ねていけば、平均80点になるかも知れない。
もちろん20点や30点になる可能性もある。
でも不完全燃焼は無いと思う。

無難な試合をして負けるよりはスッキリするし、負けても課題は明確。
それぞれのレベルを上げて、失敗が多かった部分の成功率を上げればいいだけの話。
「自分達のサッカー」なんて頭を悩ませるよりは、よっぽど成長できるし、どんな監督・戦術・フォーメーション・ポジションでも対応できるようになる。
ブログ村

直前で柱が二本になった日本(2014ブラジルW杯)

20140625honda-okubo.jpg

今大会を振り返ってみると、やはり大久保の代表入りがキーになっていたように思う。
代表入りを切望していた大久保は「俺が変えてやる」という気持ちが強かっただろう。
ただ、土壇場での選出により、短時間でそれを行うのは混乱のほうが大きかった。
もう少し時間があれば、話し合いを重ねて更に上のレベルに到達できたかも知れないが時間が短すぎた。

ザックはバランス重視の監督。
日本人の特性や個性を尊重し、選手や協会と話し合いを重ねた上で、本来自分がやりたいサッカーから、日本選手がやりたいサッカーに方向転換してきた。
そして、その4年間中心にいたのは本田であり、香川、長友、遠藤といった主力選手も同じ方向を見てやってきた。
後半選出されることが多くなった柿谷も本田から認められチームに溶け込んでいた。

ところが、大久保が入ってからは、柿谷は大久保にべったり、香川を筆頭にセレッソ組も大久保リスペクト。
たぶん、同じリーグでプレイしている代表経験が浅いJリーガー達も大久保寄り。
そしてザックも大久保を重用。
これによりチームが二分され、対立とまではいかなくても、どこか歯車が狂ってしまった。
結果として、中立でさばさばしている内田が一番まともだったというね…
キャプテン長谷部もヴォルフスブルク時代に大久保と一緒にプレイしていただけにチームをまとめるのに苦労したことだろう。
最終戦前に練習を急遽中止し休みにしたのも、コミュニケーションに費やす時間を増やし、チームをまとめるためだったと思われる。

4年間期待してきただけに非常に残念な大会だった。
個人的には「たられば」の話をして、悔しさを紛らわすしかない。
最終選考を分岐点として考える。

もし、本田のイエスマンばかり揃えて、ずっとやってきた「チーム本田」でぶれる事無く挑んでいたらどうなったろう。

もし、カズや中村俊輔を外した岡田監督のように、土壇場で本田を外し、憲剛を入れて「チーム大久保」で挑んでいたらどうなったろう。

もし、本田と大久保は同時起用せず、状況に応じて中立の選手をうまく混ぜながら「チーム本田」と「チーム大久保」の2プランを使い分けるようにうまくコントロールできていたらどうなったろう。



いずれの選択肢も中途半端に終わった今回より良かったような気がしてならない。
パスが多いとボール保持率が上がり主導権を握れる。
相手選手は多く走らせられ疲労する。
ただし、攻めが遅くなり、ゴールへの積極性が減る。
例えば、キーパーからのパス1本でFWが決めるなど、縦に速く少ないパス数でゴールできたら効率がいい。
ザンビア戦で大久保が叫んだ「無駄無駄無駄ァッー簡単にやれ!簡単に」はそういう事だろう。
このように緩急をつけないと、なかなか崩せない。
4年間の中でもう少し早く大久保を入れて、ポゼッションサッカーにプラスアルファさせる事ができていたら、結果は違ってたかも知れない。

大久保:「意識が中途半端だったと感じた」
日本代表は24日(現地時間)、ワールドカップ・グループC最終節のコロンビア戦に1-4で敗れ、決勝トーナメントに進めずに大会を去ることになった。FW大久保嘉人は大会を振り返り、チームの意識に中途半端な部分があったのではないかと語った。
「前回は勝ち上がりましたけど、守備的な戦いだったし、今回は自分たちで攻めていこうと。ただ、今回は中途半端だったなっていうのは、入ったときから思いましたね」

みんながみんな納得してやっているわけじゃないように見えていたし。今日は開き直ってやってやろうという気持ちになったので、これをベースにやるべきだったかなって自分は思いますけど」
大会直前になってチームに加わったからこそ、客観的にチームが見えている部分もあったかもしれない。
「分からないですけど、距離の遠さ。行こうとしてもやめて、横パスになる場面がこのチームにはすごく多い。みんなが連動して、顔を出せばパスコースはできると思うし、そうするとドリブルも有効になるので」

行っていいのか、行ったらダメなのか、迷っているのかなっていうのは結構ありますね。1カ月しかいなかったから、ほかの人がどう思っているか分からないけど、感じたのは『遠い』ということ。これでは崩れないなってすごく思いましたね」

【W杯】1トップ不発の大久保「自分たちの…って何?」
約2年3か月ぶり、直前に代表入りしたからこそ感じた問題を口にした。チームは攻撃的な「自分たちのサッカー」にこだわったが、劣勢に陥ると何もできなかった。「自分たちのサッカーは何なのか?と逆に知りたい。これというのがあるのか。外から見ていた時も思ったが、ポゼッションで勝ったのは4年間でも少なかった」。俊敏な日本人に合うオプションとして、ショートカウンターを磨く大切さも説いた。

原因は分かっている。選手同士の距離が遠く、パスコースが少ない。決定機につながる縦パスも少なかった。「勇気の部分。みんな若いですからね。でも、すごくもったいない」。大舞台で萎縮してしまった精神面への課題を説いた

コートジボワール戦後、ザッケローニ監督と1対1で話し合った。「選手同士の距離をもっと近くした方がいい」。練習試合などで感じた思いをぶつけた。「選手は何だかすっきり臨めていなかった。監督のやり方が間違っているとは思わないが、考えを伝えたかった」。それでも悪い流れは断ち切れなかった。

ザックのコメントやコラム「ザッケローニ SAMURAI BLUE監督手記 イル ミオ ジャッポーネ“私の日本”vol.01「運命の国」」を見ると、日本そして日本人をすごく理解しようとしてくれてたし、長所を伸ばして特徴を生かそうとしてくれてたから、人間的にはとても好きだけど、日本人の深層心理まではコントロールできなかった。
この面では日本人監督のほうが有利だろね。
もし、外国人監督を選ぶなら、自分のスタイルを貫き、どんな良い選手でも反抗勢力は排除するくらいの厳しい監督のほうがいいのかも知れない。
ブログ村

THEME:サッカー日本代表 | GENRE:スポーツ | TAGS:

熱さが足りないサッカー日本代表

20140622iran.jpg

これも前に何度か書いたけど、今大会日本以外の試合を観てやっぱりそう思う。
オーストラリアにしてもイランにしても、格上の相手に凄く熱い試合をしている。
イランは惜しかったね。
もう少しでアルゼンチンから勝ち点を奪えそうだった。
熱い試合は面白い。

話は変わるけど、俺はスアレスが好きだ。

しつこい相手DFに噛み付いてしまうスアレスが好きだ。
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絶対に負けられない試合、シュートを両手ブロックしてしまうスアレスが好きだ。
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家族もファンも大事にするスアレスが好きだ。
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スアレスの何がそんなに魅力的なのか。
それは勝利への執着心が半端なく、本能的に行動するからだ。
これらの行為に対して重い処罰があるのはわかってるはずだから狙ってやるわけがない。
勝ちたい、ゴールを決めたいという本能が理性を上回り、咄嗟に行動してしまう。
行為自体は賛否両論あるだろうけど、これは間違いなく言える。
本能的なプレイは観ていて熱く興奮する。

今の日本代表は真逆。
自分達のサッカーを追い求め、非常に論理的。
良く言えば冷静、悪く言えば冷めている。
前から闘莉王や憲剛、大久保あたりを入れてほしいと言っていたのは、これに問題を感じていたからだ。

都並敏史のギリシャ戦分析「監督が水を差した消化不良の一戦」
試合が終わってから、現地在住のコーディネーターの方と話をしていたときに「このチームは大人しすぎる。他のチームはもっと戦っている」と言われて、ハッとさせられました。確かにピッチ上で強い気持ちを見せて、戦っている選手というのは大久保を筆頭に少なかったかな、と。昔、僕らの時代の日本代表は、今のチームと比べたら下手だったけど、それでもガツガツとケンカするくらいの勢いで試合に臨んで、相手がシュンとしちゃうようなこともありました。今のチームは、サッカーはするけれど、そういう戦う気持ちの部分が見えてきません。日本は今、良くなっていく途中で、足りないものを学んでいる期間です。その中で、『これまでの日本代表にあったよな』というものも付け足していって、もっともっと良くなってほしい。コロンビア戦では、戦う姿勢をもっともっと前面に押し出して、挑んでもらいたいですね。




大会前、強化試合のザンビア戦で大久保が叫んでいた。

無駄無駄無駄ァッー
簡単にやれ!簡単に


大久保は選出されたけど、一人で「戦える日本代表」にするのは無理がある。
時間も短すぎる。

また、昔ジーコが言っていた。

日本の選手はミスを気にしすぎる。
チャレンジしなければ成功もない。


論理どおりにいかなかった時に本能を奮い起こせたら奇跡が起こるかも知れない。
日本人特有の集団主義は、チームプレイと呼べば聞こえは良いが、変化を嫌い、失敗を恐れる事に繋がる。
なにもかもこの言葉でひとくくりにして決めつけるのはあまり好きではないが、今の日本代表の中心が「ゆとり世代」なのも影響してるのかも知れない。
ブログ村

日本らしいサッカーの限界(W杯ギリシャ戦)

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日本らしいサッカーができなくて負けたコートジボワール戦。
これを反省し、一人少ない相手に日本らしいサッカーができたのに引き分けのギリシャ戦。
ボール支配率が70%近くても勝てない。

やはり引き出しが少なすぎる。
型にハマれば強いが、ハマらないと弱い。

CLでバルサがチェルシーに負けた時、チェルシーの引き篭もり戦術がアンチフットボールだと大きく批判された。
でもそれもサッカー。
パス回しが優れたチームにパス回しで真っ向勝負する必要は無い。
ガッチリ守備を固めて、あまり走りまわらず体力を温存し、パスミスを狙いカウンター。
それが一番の対抗策であり、どんな試合でも一番の目的は勝つ事だから、やらない手はない。

バルサと同じようなスタイルのスペイン代表も今大会は散々な成績。
スペインスタイルを目指す日本代表も例外なくこのありさま。

ただでさえ守備的なギリシャは、絶対に負けられない事と退場者が出た事により更に引き篭もり、ゴール前を固めてしまった。
ピッチ全体を使って一人多ければ有利だが、ガッチリ守られると余裕でパス回しできる自陣で一人余るだけで、それほど有利に働かない。
相手が出てくればスペースができるが、こうなってしまうとパスで崩しながら侵入するにも裏に抜けるにしても、ゴールまでの距離が短すぎてうまくいかない。
それでも攻めなければ勝てないので、攻撃の選手は前に張るしかなく、結果ゴール前がどん詰まりになり、前線に選手が揃っていても、その外でボールを回すだけで何もできない。

対応策としては、放り込み(パワープレイ)、ミドルシュート、ドリブル。

パワープレイに関しては、適した選手もいなく実践経験も少ないので付け焼刃でうまくいくはずがない。
むしろ他の可能性を妨げる。
いつだったか、パワープレイが必要な時間帯でハーフナーを投入したが、誰も放り込みをしない試合があった。
これは選手達のメッセージであり、選手達の意見も尊重しバランスを重視するザックがパワープレイ要員をメンバーに入れなかった事は責められない。
でも、結局やるのであれば、一人入れておいても良かったのではないだろうか。

ミドルシュートに関しては、強く撃てば何かが起きる。
韓国vsロシア戦のようにキーパーがミスして入る事もあるし、弾けばCKになったり、前線に溜まっている選手が詰めてゴールする事もできる。
そういう場面が多くあれば、ミドルシュートを撃たせまいと少しは前に出てくるようになるのでスペースも生まれる。

また、ゴール前が渋滞してるため、ドリブルで突入すると事故が起きやすい。
ファールを貰えばPKになるし、ゴチャゴチャすればするほど、日本選手のアジリティーとショートパスが活きる。

「押してダメなら引いてみろ」という諺があるように、変化をつけなければ対策された時に無力になる。
ベースはポゼッションサッカーでも良いが、一本調子だと簡単に対策される。
変化をつける事により、メインのパスサッカーも活きてくる。

これは柔道の連絡技やボクシングのボディブローと同じ。
連絡技でバランスを崩したり警戒させる事により、メインの技が決まりやすくなる。
ボディブローでガードを下げさせる事により顔面を狙いやすくする。

今回、香川を外した事は悪くなかったし、今野も良かった。
CBは前の試合で二人ともイエローを貰ってたので、3戦目を考慮して今野先発だったのだろう。
ただ、交代策が悪かった。

ザックは試合前から香川と遠藤を途中投入する予定で、そのままいっちゃったんだろね。
交代枠を残した事に批判もあるが、パワープレイ要員がいたら3枚目に使えただろうけど、あの交代のあとで、さらに代える事は選手に意図が伝わらず混乱にしか繋がらないため、これは仕方が無い。
最初の2枚が重要だった。

前述の理由から、ミドルが撃てる大迫は残し、裏抜けタイプの岡崎に代えて、左に斉藤学、右に大久保。
長谷部のイエローが気になるなら、ミドルが撃てる青山と代える。
後半遠藤は相手や状況によっては非常に有効的だが、今日はその日ではなかった。

ただこれも選手達が切り替えて実行するかどうかという問題がある。
最後までポゼッションサッカーを貫きたいという選手も多そうだからね。
グアルディオラ監督がバルサで築き上げたポゼッションサッカーをバイエルンで更に進化させたように、頭を柔軟にし普段の練習やこれまでの試合でやってこなければならなかった。

ザックは本来3-4-3をやりたかったが、選手の意見も尊重して、今のスタイルを取り入れた。
選手が自分達の特徴を活かしてやりたいサッカーをするのは悪い事ではないけれど、弱点があれば改善しなければならなかった。
大久保や代表経験の浅い選手達ももう少し早く代表に入れて馴染ませたかった。
まぁこれらは過去にも何度か書いてる事だが、現日本スタイルでうまくいく事も多かったため、変化させる事への怖さも理解できる。
結局、良い意味でも悪い意味でもザックジャパンではなく本田ジャパンであり、もう引き戻せない。

これはクラブチームでも同じ。
頭が固くてユーティリティ性が低いから、チームの戦術にハマらなかったり、別のポジションに配置されると活躍できない。
自分のサッカーなんて固定観念を持つ選手は監督にとって使いにくい選手でしかない。
選手は自分の特徴をアピールし、監督が戦術を決めて選手を選ぶ。
本田や香川は今大会をきっかけに一皮剥けてほしい。
ブログ村

THEME:サッカー日本代表 | GENRE:スポーツ | TAGS:

パスサッカーってなによ(W杯コートジボワール戦)

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パスしないサッカーなんてあるのか?
自分たちのサッカーを追い求めるのはいい事だけど、一本調子では対策されて当然。
そのスタイルを貫く=それしかできないなら相手にとってこれほど対策が簡単な事はない。
相手が日本を舐めて、あまり対策をしてこない時は通用してきたけど、今回のようにしっかり対策されて、それができなかった場合どうすんの?
それをベースにいろんなサッカーができるようにしないといけない。

日本「自分たちのサッカーをする(キリッ)」
コートジボワール「日本は危険だから、徹底的に研究して対策しよう」

日本が日本らしいサッカーをできなかったのではなく、格上のコートジボワールのほうが日本のサッカーを認めていて、チームプレイでそれを封じた。

予測より半歩足が伸びてくる。
予測より詰めが速い。

ピッチコンディションが悪かったせいもあるけど、コートジボワールの選手は身体能力を生かしてことごとく日本のパスを封じてきた。
どっちのサイドがキーなのか、誰を経由する事が多いのか、ポストから前を向いてる人へのバックパスが多いとか、日本のパス回しを相当研究していたと思われる。
果たして日本はどれだけコートジボワール対策をしていたのだろうか。
ザンビアに勝って、アフリカ勢相手にもやれるという感触だけか?

しかも、あまりにも何もさせてもらえず混乱。
負けられないという気持ちからか、徐々にびびりだして、自分たちのサッカーを貫けない。
3点取られても4点取ればいいというのがザックジャパンのスタイルじゃなかったの?

一番心配していた本田は、女子サッカー澤の「自分の背中を見て」ばりに攻守に走り回って奮起してたけど、他は気負いすぎたせいなのか動きが硬すぎ。
なによりガッツが感じられない。
メンタルが強い本田と楽観的な内田は大丈夫そうだけど、中にはすぐ下を向いてしまうガラスのメンタルもいそうだから、次戦以降も心配でならない。
まぁ、今さら戦術を変えてもしょうがないし、開き直って迷うことなく攻撃的パスサッカーを貫いてほしい。
4年間頑張ってきて本番で力を発揮できないなんて悲しすぎる。
たとえ負けても、自分たちのサッカーをして悔いの残らない大会にしよう。
ブログ村

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